入試ガイド・問題集2023
42/86

問題40 2.鉛筆による下描き終了後、油彩または木炭または鉛筆による静物画を5時間で行います。 3.下描き用ボード、キャンバス、木炭紙、パネルの縦横は自由です。 4.参考資料の持ち込みを禁じます。 5.スプレー等の使用を禁止します。ただし、フィキサチーフを使用する人は、申し出てください。5時間 5時間 5時間 F15号キャンバス(油彩画用)50×65cm木炭紙(木炭画用)F15号水張りパネル(鉛筆画用)※2022年度の実施内容です。今年度の詳細は2023年度学生募集要項をご確認ください。〈モチーフ〉1.観葉植物 2.白シャツ、ベレー帽 3.ガラス板、銅板、延長コード 4.オレンジ 5.雑貨など出題意図 私たちの生活の基盤である 「衣食住」 を出題のコンセプトとし、 モチーフは「作家のアトリエ」を想起させる設定で構成した。試験では観察力や描写力といった基礎的な力を重視し、また数多く並置された工業製品および植物などの日常的なモチーフの関係性から、どのように空間を解釈し、自己表現へ結びつけ、どういった美を見出すのか。出題ではそれらを総合的に問いかけている。採点ポイント❶鉛筆による下描き〈発想力・思考力〉構図、モチーフの観察による考察とアイデアの展開❷油彩・木炭・鉛筆〈基礎的な観察力・描写力〉 モチーフをよく観察し、空間を感じて描いているか。形に対する客観性を持っているか。〈構成力〉 モチーフの様々な要素から、自分が最も表現したい「形」・「色」・「質感」を選択し画面構成を行なえているか。主役となるモチーフや空間の魅力を生かした構図が考えられているか。〈表現力〉 モチーフに対する興味、自分の感覚がどこに反応したのかを明確に表現しているか。〈色彩による表現力〉 [油彩]モチーフの固有の色彩に反応できているか。中間色にどれだけの色彩を見出しているか。色彩の調和があるか。 [木炭・鉛筆]全体的なトーンの構成が考えられているか。ハーフトーンがコントロールできているか。一般選抜(A日程)● 静物画設置された静物を自由に描きなさい。※注意 1.専門試験の静物画は、最初に鉛筆よる下描きを1時間30分で行います。 美術学科❶ 鉛筆による下描き 1時間30分 B4ボード(画用紙)❷油彩 ❷木炭 ❷鉛筆 (❷はいずれか選択 )❸学力試験(学力試験の問題はP.20〜24をご参照ください)洋画専攻

元のページ  ../index.html#42

このブックを見る