デザイン・工芸学科ヴィジュアルデザイン専攻視覚表現 57与えられたモチーフ（パイナップル、ニンニク、タオルハンカチ）と、その作品タイトルを、自由な発想でヴィジュアル表現（スケッチ、ドローイング、コラージュ、イラスト、文字、図、記号など）しなさい。※注意 1.画面は縦横自由とします。 2.表現方法は、用意された画材、素材を用いる範囲で自由とします。 3.モチーフは全て使用すること。 4.タイトルの文字数制限なし。和文、英文も自由。画面内にわかるように表すること。 5.パイナップルとニンニクは想像上で切るのは良いが、実物を切る、潰すなどの加工は不可。 6.ニンニク（実物）の房を分解することは可。出題意図 ヴィジュアルデザイン専攻が目指す職種として、デザイナーやアートディレクターなどがあるが、その基礎として、アイデアを考え、それを形にし、伝える力が必要である。この試験においては、テーマやモチーフ観察からどれだけ自由な発想をし、それを魅力的に表現し、他者に伝えることができるのか、その能力を評価する。グリーンとバーミリオン、コバルトブルーとオレンジの鮮やかな補色と、ピンクとターコイズブルーの淡い補色。効果的な配色によって、強い印象を作り出している。全体に揺れたような線で統一されていてデザイン的なまとまりが感じられる。採点ポイント ●テーマやモチーフに対して独自の発見、発想をしているか●デザイン表現全体に、他者に伝えるためのアイデアがあるか●個性的で、惹きつける力のある画面が作れているか布のチェック模様をニンニクの表面に着せるという自由な発想で、ニンニクのフォルムが今までに見たことのないおしゃれなものに見える。パイナップルの表面の形をMの連続形に見せるなど、具象をデザインの形に置き換えるセンスを感じる。
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