大学案内2023
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1234年次年次年次年次国境を越えて、アートやカルチャーを自在に受信・発信する力を身につける。それが本専攻のミッション。ポップカルチャーを含む古今東西のアートを、社会・思想・歴史・視覚など、さまざまな観点から幅広く学ぶとともに、海外研修などの実践とゼミでのディスカッションを重ねながら独自のモノの見方や思考力を養い、アートのジェネラリストとして国際的に活躍する人材育成をめざします。世界の芸術・文化を学ぶための基礎を養う。世の中を知るための方法論を学ぶ。芸術を探究するための自分らしい方法を模索する。社会との接点を見いだしその集大成を発信する。1年次は、芸術に特化した「教養人」になるための準備期間。世界各国の文化を広く学び、これまで抱いてきた「普通」や「当たり前」から脱皮。客観的な視点で文化を見る力を身につけます。また、実体験を踏まえたアート理論の理解をめざし、演習や学外での展覧会鑑賞、海外研修も行います。社会・思想・歴史・視覚など、あらゆる視点から芸術を捉えていく2年次。さまざまな事象と芸術との関連性を見いだし、世の中をより深く知るための多様な研究手法を学びます。将来の研究に向けた入門的なゼミにも所属し、自身の関心事と向き合います。1年次と同様に学外の展覧会鑑賞にも出かけ、1ヶ月の海外研修も行います。芸術の持つ意味を自分なりに読み解く方法を探る3年次。「日本美術史」「西洋美術史」「色彩学」「芸術表象」「芸術人類学」「芸術と法」の6分野から2つのゼミを選択し、より広い視野を培うとともに、自分らしい方法論を模索し、確立していきます。芸術を解き明かすことは、営々と芸術作品を生み出し続けてきた人間そのものを知ることであり、人間が生きる世界を知ることでもあります。4年次は、現代を生きる自分なりの視点で芸術を解明していく1年。その集大成を論文にまとめ、実社会に発信していきます。世界とアートをつなぐ教養人になる。107○教育目標 文献研究、実験や研修などの体験を通して、芸術と人間・社会とのかかわりを理論的に研究し、またディスカッション等の方法論も学び、グローバライゼーションに適応できる教養人、芸術を通して人間・社会に広く貢献できる人材の育成を教育目標とする。 ○カリキュラム・ポリシー 1・2年次では基本的概念の理解と語学、研究法などの基礎知識を習得し、内外研修を通して文化と芸術との関係を学ぶ。3年次では3コースから、自らの研究方法を選択し、コース毎にその具体的な方法論を学ぶ。同時に芸術と人間・社会とのかかわりに関する知見を深め、卒業研究の準備を整える。4年次ではこれまでに学んできた現象・方法論などの知識を活用し、自らの視点に基づいた独創的研究を進めると同時に、社会に出て活動する方向性を定める。※海外芸術研修、古美術研究旅行の旅費は学費からまかなわれ、別途徴収はいたしません

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