大学案内2023
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1234年次年次年次年次世の中にたくさんある、目に見えないこと。しかし、たとえば見えない風も、木の葉の揺れを通じて見ることができます。個々の中にあるまだ誰も見たことのないヴィジョンもそう。見えないことを見えるようにして伝えることが、未来をデザインすることにつながります。決められた答えはありません。だからこそ大変でもあり、面白さと自由があります。ヴィジュアルコミュニケーションの可能性を一緒に考えていきましょう。「つくること」の基礎力を身につける。クリエイターとしての意識を高める。自分らしい表現を模索する。ヴィジュアルデザインの可能性を探究する。1年次では、ヴィジュアルコミュニケーションに重要な「色とかたち」「文字とことば」を主軸に、さまざまな素材・表現に触れながら、ものの見方、捉え方において多角的な視点を持てる観察力を養います。2年次では、ヴィジュアルコミュニケーションに必要な発想力・思考力を養います。また、写真や印刷などの工房実習を通じて基礎的な技術を習得します。専門分野に枝分かれする前の充分な準備をします。3年次からは希望する領域を主軸とした独自の履修計画によって、より専門的なデザイン領域を学習します。自身の将来像をふまえて、これからの社会とデザインの関係を総合的に考えていきます。多様な選択科目が開設され実践的に学びます。前半は、これまでの学習をふまえて専門領域から2つを選択し、より深く研究します。後半は、各ゼミに分かれて各自がヴィジュアルデザインの可能性を探究しながらテーマを設定し、4年間の集大成として卒業制作を行います。ヴィジュアルコミュニケーションの可能性を探究する。121○教育目標 デザインの基礎・造形理論・美の本質を理解し、グラフィックによるデザインを中心に関連分野の幅広いスキルを習得し、その過程で、客観的な視点や、デザインによる問題解決能力などを向上させ、社会の変化に対応し、的確で新鮮なヴィジュアルコミュニケーションができる人材の育成を教育目標とする。 ○カリキュラム・ポリシー 1年次はデザインの基礎を学ぶ。2年次はヴィジュアルデザインに必要なスキルを学び、より専門的な基礎を習得する。3年次はこれまでに習得したデザインの基礎知識を応用・展開してオリジナリティのある作品およびヴィジュアルデザインの可能性を追求する。4年次は各ゼミに分かれて、各自が専門表現の可能性を追求しながらテーマを設定し、4年間の集大成として卒業制作を制作する。

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