大学案内2023
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1234年次年次年次年次照明器具、インテリア雑貨、文具、アクセサリー、玩具、テーブルウェアなど、暮らしを豊かにするさまざまなデザインと企画を創出するプロダクトデザイン。4年間を通して、「考える」発想力、「創る」技術力、「伝える」表現力を高め、柔軟なデザイン力と企画提案力を養います。学生一人ひとりの感性や資質を見極め、真に望まれるデザイナー・プランナーを社会へ送り出しています。造形とデザインの基礎力を高める。多様な素材の扱い方を習得する。プロの制作現場に意識を向ける。社会を意識しながら考察する。「立体」「平面」「空間」「工芸」。これら4分野における造形とデザインの基礎を、さまざまな演習や実習を通して身につけます。ポイントとなるのは、体験的な学びの中で自分なりの発見を積み重ねること。制作においては手作業だけでなく工具も使用し、表現の幅を広げます。さまざまな素材に触れ、その扱い方を会得する2年次。プロダクトデザインの基本概念である「モノとコト」の本質を掘り下げるのに必要な知識と技術を習得します。あわせて課題作品のプレゼンテーションを繰り返すことで「伝える力」(=提案する力)も高めます。モックアップ制作を通じて、プロの制作現場を意識。幅広い実技課題によって、発想力と造形力を磨きあげていきます。また、デザインに求められる要素を見極めるための調査・考察も実施し、データの抽出方法や分析術を学びます。技術力や造形力の向上に励む一方、社会との関わり方にも目を向けていく4年次。自己のアイデアを、具体的にデザインに生かす術を模索します。卒業制作では、自らの個性と、4年間で培ってきたデザイン力を生かしながら、社会性に富んだ魅力的な創造に挑みます。技術と感性を備えた社会に望まれる人材に。131○教育目標 社会において柔軟なデザイン活動ができるよう、学内外での実体験を通して、プロダクトデザイン本来の意味を理解し、専門領域としての基礎技術である「発想力」・「技術力」・「表現力」を習得した上で、各自の個性を生かし、高い美意識やデザイン能力を有する人材の育成を教育目標とする。 ○カリキュラム・ポリシー 1年次は、「体験からの発見」とし、各種の素材を中心にした課題から、プロダクトデザインの基礎を学ぶ。2年次は、「モノとコトを知る」とし、各種の専門基礎的な課題から、デザインプロセスを体験し、モノやコトの本質を探求する。3年次は「発想からの創造」とし、様々な製品デザインの実技課題を通し、多様なプロジェクトに対応できるデザイン能力を習得する。4年次は「社会性と個のデザイン力の確認」とし、社会に視点を向け、自己の個性やデザイン力を再確認する。卒業制作では4年間の集大成として魅力ある作品制作を行う。

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