1234年次年次年次年次美術、音楽、演劇、映像。ジャンルを問わず優れたアートには、人を幸せにする力が秘められています。そうした作品を体感する「場」をつくることもまた、世界中にたくさんの幸せを生み出していくことといえます。大切なのは、自由な発想と、その発想をもってアートの可能性を広げる方法を生み出すこと。4年間を通してさまざまなアートの表現方法を学び、展覧会をはじめ総合的なアートイベントを実現できるアートプロデューサー、キュレーターになる力を身につけます。美術全般に関する基礎力を養う。幅広いアートに触れプロデュース術を探究する。イベント制作を通じて実践力を養う。作家と作品を魅力的に伝える術を探究する。アーティストの視点、作品への理解を深めることを目的に、美術に関する基礎的な理論を学ぶとともに、作品制作にも挑みます。アートをプロデュースするために必要な基礎知識を習得し、美術館、学芸員、ディレクターの役割と、その可能性について考察していきます。美術を中心に音楽、演劇、映像などさまざまな芸術表現に触れ、アートプロデュースに関連する理論や技術を学びます。また、多様な分野のプロデュース手法を体験することで、既成概念にとらわれない発想力を身につけます。アートイベント、コンサート、公演などを実際に企画し形にすることで、プロデュースやマネジメントの実践力を養います。また、実際の社会での即戦力につなげるため、イベント関係者などとの協働に必要なプレゼンテーション能力やファシリテーション能力も身につけます。3年次までの学びの集大成として、学生が主体となってプロジェクトを企画し、各自の卒業制作・研究を行います。他領域の学生とのジャンルを超えたコラボレーションを実践するなど、アーティストと社会の架け橋として、作品をより魅力的に伝える術を探ります。人を幸せにする「場」の創造者に。195○教育目標 女性の視点に立ち、展覧会を中心に音楽、演劇、映像などに関わる、様々なアートプロデュースの基礎を学び、アートを通して、社会と人間をつなぐことを喜びとする社会貢献について理解を深め、複雑化・国際化する社会に対応できるアートプロデューサー、コーディネーター、ファシリテーターとなる人材の育成を教育目標とする。 ○カリキュラム・ポリシー 1年次は、美術に関する基本的知識・技術、アートプロデュースの基礎を学ぶ。2年次は、美術を中心に、音楽、演劇、映像に関わる基礎理論と実技を学び、あわせて様々な国の在日大使館とのコラボレーションとして、国際文化交流の演習を行い、国際的な視点に立ったアートプロデュースを学ぶ。3年次は、より専門性を深めながら、美術、音楽、演劇、映像を統合したイベントを企画立案し、社会貢献としてのアートプロデュースを学ぶ。4年次は、前期に3年次に企画した総合イベントを広く社会に発表し、後期は4年間の集大成として、卒業研究(制作)を行う。
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