大学案内2023
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大学院美術研究科博士前期課程美術専攻芸術における高度な専門的知識・技術・表現力を理解・修得し、さらに多様化するメディアやテーマも視野に入れ、現代の美術において独自な創作と研究の方法論を確立する。新しい表現力で社会活動・創作活動を主体的かつ論理的に行うことのできる人材の育成を目標とします。博士前期課程デザイン専攻多岐にわたるデザイン分野において、各研究領域とも、デザイン本来の意味を充分理解し、自己能力・意識の向上を努めると共に、広い視野でデザインを捉えられるように、自ら、研究・探求・創造をおこない、感性とクリエイティブな発想、独創的な表現力の向上、時代の変化に柔軟に対応できる深い知識やコミュニケーション能力を兼ね備え国際社会においても活躍出来る人材の育成を目標とします。博士前期課程芸術文化専攻美術における高度で広範囲の専門知識・技術を身に付け、社会の各領域において広く活躍出来る専門的技能・知識を修得した専門家を育成します。美術研究領域●専門的な作品制作と理論を統合した研究を行う。それに伴い、指導的役割を果たし得る情熱を持った制作者・教育者の養成のために洋画・日本画・版画・工芸・立体芸術の研究分野での研究指導を行う。デザイン研究領域●デザインに対する幅広い視点とより高い専門性を探求しそれらを養う為に、学位を保持する複数分野の教員による指導を行う。●学生が既存のデザインの研究を踏まえ新しい知見の発見や理論構築を積極的に取り組む指導を行う。●「人と人のコミュニケーション」「人とモノのインタラクティブ」「人と空間のインタリレーション」などのデザイン分野の専門性と相関性を考慮し、系統だった研究指導を行う。芸術文化研究領域●従来の堅実な研究方法論を基礎としながら、様々な周辺領域の研究とのコラボレーションが可能な柔軟な思考力を備えた研究者の養成を目指す。●基礎から応用まで幅広い視点を持ち、高度に専門的な研究の行える人材の育成を目指す。●長年の研究を継承するとともに新たな研究の視点・方法を採り入れ、厳密な研究姿勢とともに新しい研究の多様性にも対応する指導を行う。教育目標博士後期課程美術理論に基づく最先端の専門知識・技術を身に付け、新たな価値の創造によってこれからの社会に貢献する指導者、専門家を育成します。大学院美術研究科博士後期課程アドミッション・ポリシー独創性と社会的意義のある新たな理論・表現を構築し、研究成果を社会に還元することを目指す人、国際的な視点に立ち、芸術に関する学識や技術を自立して探求する高度な専門家として社会に貢献し続けたいという高い意欲のある人材を求めます。求める資質・能力としては、「幅広い視野と芸術的発想力を持つ人」「問題意識を持ち、課題に対して柔軟に積極的に取り組む人」「豊かな表現力を持つとともに知識への深い探究心を備える人」が挙げられます。大学院美術研究科博士前期課程アドミッション・ポリシー芸術に対する深く幅広い学識と技術を持ち、高度な専門家としてそれぞれの分野で活躍することを目指す人、社会に貢献する作家・研究者・教育者として自立したいという意欲ある人材を求めます。求める資質・能力としては、「芸術をはじめ、広く、人文、社会、自然科学に関する知識を持つ人」「主体的、計画的に取り組む姿勢、生涯を通じて学び、創作や研究に取り組む素養がある人」「的確な情報収集や分析、論理的思考ができる人」「芸術分野において必要とされる技術、表現力、並びに自らの創作や考えを伝えるコミュニケーション・スキルやプレゼンテーション能力を身に付けている人」が挙げられます。大学院美術研究科博士後期課程美術専攻カリキュラム・ポリシー博士後期課程は「作品制作と理論との融合による新たな制作者・教育者」「社会において直ちに指導的役割を果たし得る高度な専門知識・技術を持つ人材」「幅広くかつ堅実な造形理論研究者」を養成することを目的としてカリキュラムを編成します。●円滑な研究活動を行うため、「造形研究計画演習」において、学生の研究計画の立案に取り組み、主任指導教員と理論系教員が 関わり指導を行う。「造形理論特別研究」にて、理論研究の方法論を会得するとともに、「特殊研究」により深く体系的な研究に取り組む。●研究の集大成として、博士論文と修了制作(実技系分野のみ)に取り組む。研究を通して、自立して研究活動を継続展開できる能力を身につける。美術専攻美術の新しい動向に対応するとともに、個々の表現を追求しながら、客観的評価を加味する素材や手法の演習を通じて、実証的、分析的、系統的に創作研究するカリキュラムを編成します。●発想の幅を広げ、伝統的に固定されてきたジャンルの境界を越えた表現の創作研究を可能とする。●作品制作における十分な理論的補強を行う機会を設け、論理的思考を養成する。デザイン専攻拡大かつ多様化し続けるデザインに対して、個々の研究テーマを定め、研究テーマの裏付けとなる調査やデータ分析などの論理的な分析を行いながら、表現・手法の専門的技術の追求と作品制作に取り組み、独自の視点の創作表現を探求するカリキュラムを構築します。●豊かな発想と表現力を育む制作環境と指導体制を整え、作品制作と論理的な研究の両面から、学生の将来的発展の可能性を追求する。芸術文化専攻美術における伝統と創造の価値を統合する理論的な枠組みを構築し、多様な今日的視点から美術についての理論的な分析による高度で多元的な研究を行うためのカリキュラムを編成します。●色彩研究領域では、色彩学における理論と方法論を会得し、自らのテーマに沿った研究を構築することが出来るよう指導する。●美術史研究領域では、隣接領域の研究方法や成果をも柔軟に採り入れながら、美術史における理論と方法論を会得し、自らのテーマに沿った研究を構築することが出来るよう指導する。●芸術表象研究領域では、理論と実践をふまえて、芸術表象における理論と方法論を会得し、自らのテーマに沿った研究を構築することが出来るよう指導する。●美術教育研究領域では、隣接諸科学の方法論や研究成果を取り入れながら、美術教育における理論と方法を会得し、自らのテーマに沿った研究を構築することが出来るように指導する。大学院美術研究科博士前期課程カリキュラム・ポリシー博士前期課程は芸術の新しい動向に対応し得る、確かな原理を体得した作家・研究者・教育者・高度な専門家を養成することを目的にカリキュラムを編成します。●専攻・研究領域の枠を超えて、各研究領域の基本となる技法と分析方法、美術・デザインに関する理論に取り組むことで、学生各々の研究テーマに自由な発想と分野横断的かつ複合的視野を養う。●研究課題に応じて他研究領域の実技に取り組み、新しい芸術感性と発想力、幅広い視野を培う。大学院美術研究科博士後期課程美術専攻ディプロマ・ポリシー以下を身に付けた者に対して、学位を授与します。研究テーマと内容に独創性と社会的意義があり、新たな理論・表現を構築したか。研究成果を国内外のコンクールや個展、学会等を通して社会に還元し、高い評価を得たか。国際的な視点に立ち、芸術に関する学識や技術を自立して探求し続けられるか。作家、研究者、教育者、企業人等高度な専門家として社会に貢献できるか。大学院美術研究科博士前期課程ディプロマ・ポリシー以下を身に付けた者に対して、学位を授与します。芸術に関する深く幅広い学識と技術を有しているか。幅広い視野と芸術的発想力を持ち、問題意識を持って課題に対して柔軟・積極的に取り組めるか。豊かな表現力を持つとともに知識への深い探究心を備えているか。作家、研究者、教育者、企業人等高度な専門家として社会に貢献できるか。212

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