123×地域3122011年、東日本大震災で未曽有の自然災害の被害を受けた陸前高田市立博物館では、文化庁の支援を得ながら「津波により被災した文化財の保存修復技術の構築と専門機関の連携に関するプロジェクト」を立ち上げました。本学が2012年より取り組んでいる被災した染織品の保存修復に関わる染織資料を中心に、安定化処理後の資料とその手法が展示され、関連イベントとして講演会、安定化ワークショップなども開催されました。本学芸術学部美術学科日本画専攻の学生が、神奈川県相模原市南区の10周年記念ロゴマークをデザインしました。2種類のロゴマークは、「10周年」やお祝いのイメージが表現され、相模原市南区のイメージを取り入れたカラフルな色彩が特徴的です。「南区誕生10周年という節目のお祝いと、これからも続いていく南区の未来を表現した」というこのロゴマークは、相模原市南区10周年の各種イベントで使用されました。洋画専攻とヴィジュアルデザイン専攻が、下水道事業のコンサルタント会社である株式会社日水コンと共同で行った「アート下水道in横浜 プロジェクト」。日水コン社員の方との意見交換等を通じ、下水処理のしくみや水循環について学びを深め、それをもとに絵画・インスタレーション・映像等の作品を制作。完成した作品はパシフィコ横浜で行われた「下水道展'19横浜」の日水コンおよび横浜市のブースで展示されました。コラボレーションロゴタイプ(デザイン:竹腰真希)プロジェクトロゴタイプ(デザイン:谷下美汐)本学日本画専攻の学生がデザイン相模原市南区×女子美相模原市南区10周年記念ロゴマーク水循環や下水処理をもとにアート作品を制作日水コン×女子美アート下水道in横浜プロジェクト染織品の保存修復への取り組み女子美×文化財レスキュー「甦る。ふるさとの宝物」展
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