大学案内2023
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1234年次年次年次年次油彩画、版画を中心に、ミクストメディア、インスタレーション、 デジタルアートも。伝統的な表現技法から最先端の手法まで、多様な表現を学ぶ4年間。独創的な表現や発想を磨きあげていく一方、美術全般の基礎技術や素材、実践に即した美術理論などを横断的に学び、幅広い視野と社会性を養います。時には教員や仲間と議論を繰り広げながら、自立したアーティスト、クリエイターをめざしていきます。自分らしい表現のための基礎を固める。絵画と版画2コースにわかれ専門性を高める。具体的な表現で自分らしさを追究する。テーマを明確化し表現に磨きをかける。人物や動物、風景のデッサン、スケッチ旅行などを通じて、観察力、描写力、構成力などの基礎を身につけます。また、油彩画のほかモザイクやリトグラフに触れるとともに、古典から現代作品まで網羅する幅広い知識も吸収。自分らしい表現を追究するための土台を固めます。絵画コースでは、油彩画のほかに、立体、インスタレーション、デジタルアートなど、さまざまな表現を学びながら独自性を模索。テンペラ画や細密画などの専門技法にも触れ、作品世界を広げます。版画コースでは銅版画、リトグラフ、木版画、シルクスクリーンの4版種を学びます。より専門性の高い選択科目によって、学びの幅が大きく広がる3年次。グラフィックや写真、映像などの技術も取り込み、表現を具体化する力を育み自らの作風を追究します。社会で必須のプレゼンテーション能力も、講評会での自作の解説などを通じて磨いていきます。3年次までに身につけたことを土台に、各自が制作テーマを明確化。なぜこのテーマなのか。なぜこのモチーフなのか。なぜこのアプローチ方法なのか。ゼミ教員による個人指導も受けながら卒業制作に取り組み、すべての学生がアーティスト、クリエイターとしての意識を高めていきます。多様な表現を学び独自の表現を追究する。067○教育目標 「個性の尊重」「オリジナリティの追究」「制作におけるプロセスの重視」を教育方針とし、現代社会に対応した多様な美術表現の知識と技術を兼ね備え、芸術活動をもって社会活動・創造活動のできる人材の育成を教育目標とする。 ○カリキュラム・ポリシー 1・2年次は、絵画における絵画表現を「素材」「テーマ」「手法」の観点から作品制作に取り組み、基礎的知識と技術を学ぶ。また、 ファインアートの歴史と現代社会の関わりを幅広く理解し、専門的知識と技術を学ぶ基礎を築く。2年次では絵画コース、版画コースに分かれ、専門基礎に取り組み、表現と専門性を探求し学ぶ。3・4年次は、表現の展開と専門性の探究を通して、各自のテーマと表現方法の確立を目標とする。3年次では専門的知識と技術を学びながら、絵画コースでは、実践的社会活動としての美術を探究し、コース別での作品展示やワークショップなどを通して、ファイル制作技術、プレゼンテーション能力と作品鑑賞能力を高めていく。版画コースでは、4版種から各自の表現に適した版種を選択し、絵画的発想と版を作る技術との融合を図り、資質にあった方向を確立する。4年次は、専門的知識と技術を習熟し、習得した幅広い教養と知識、技術の総まとめとして、各自のテーマと表現方法で卒業制作作品を制作し、展示発表する。

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