美術学科立体アート専攻問題問題45与えられたモチーフを自由に配置し、鉛筆でデッサンしなさい。※注意 1.画面は縦横自由とする。 2.段ボール箱に巻かれた麻ヒモは、そのままの形状で描くこと。〈モチーフ〉1.瓶ビール 2.段ボール箱 3.麻ヒモ 4.ビニール手袋 モチーフを画面に大きく構成し、量感が感じられる気持ちの良いデッサンである。ビール瓶の上部は質感量感共に良いが、下部が平面的である事、段ボール箱のパースが上手く描けなかった事が残念である。※過去の試験問題を掲載しています。1本1個1本1組全体的に画面の中でモチーフが小さく構成されているが、麻ヒモやビール瓶の質感が良くとらえられている。全体が明るく表現されているが、手袋と段ボール箱の色・質の違いをもっと表現できると良かった。ビール瓶の影の表現が美しい。与えられたモチーフを自由に配置し、鉛筆でデッサンしなさい。※注意 画面は縦横自由とする。〈モチーフ〉1.綿布 2.カップ 3.紫玉ねぎ 4.すだち 1枚1個1玉1個奥行きがよく描写されていることによって、空間を感じるデッサンとなっている。カップとすだちの形態感が弱く感じるが、その他のモチーフについては量感も含めしっかりと捉えられており、素材感の違いもよく描かれている。モチーフの特徴を捉え、素直に表現しようとする姿勢が窺える気持ちの良いデッサンである。綿布の重なり部分の明暗表現が、画面全体を引き締めているが、綿布が硬質な印象になってしまっているのが残念である。 出題意図 デッサンの基本的な能力を見る。出題した色・形・質感が異なる静物モチーフをどのように観察し、構成するか、また、立体感・奥行き感を表現できるかなどを見る。素直な豊かな感性で表現してほしい。採点ポイント モチーフをよく観察し、感じたものを素直に表現できているか。また、画面構成、素材の量感、質感、色感、形の正確さ、空間や奥行きがしっかりとらえられているかを見る。面接(美術学科共通の面接試験を行う) ●面接教員の言葉をよく理解し、的確な言葉で自分を表現することが できるかどうか●他者と適切にコミュニケーションをとることができるかどうか●質問された内容に関して、知識や経験を有しているかどうか出題意図 デッサンの基本的な能力を見る。出題のモチーフは色・形・質感が異なり、どのように観察し、構成するか、また、立体感を表現できるかなどを見る。素直な豊かな感性でのびやかに表現してほしい採点ポイント モチーフをよく観察し、感じたものを素直に表現できているか、また、画面構成、素材の量感、質感、色感、形の正確さ、空間や奥行きがしっかりとらえられているかを見る。面接立体アート専攻を志望した理由と意欲、目的意識などについて質問し、質問に対して素直に自身の言葉で表現できているかなどを総合的に判断する。一般選抜(B日程)❶ 鉛筆デッサン 3時間 B3ボード(画用紙) ❷ 面接学校推薦型選抜(公募制)特別選抜(社会人・帰国子女・外国人留学生)❶ 鉛筆デッサン 3時間 B3ボード(画用紙) ❷ 面接(作品持参)
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