洋画専攻パンフレット2022
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★■年次から絵画コースと版画コースに分かれます。                           インタビューの学年表記は■■■■年■月現在のものです。     ■版画と写真の表現はめまぐるしく変化しています。授業では現代の版画家や写真家を紹介し、写真を印画する方法や間接的にイメージを写す表現を学びます。様々な方法で写し取ったイメージを使って、平面・立体・インスタレーションなどに展開します。2000年群馬県出身群馬県立桐生高等学校卒業無印良品相模大野ステーションスクエア・女子美術大学共同企画「AOYAKIプロジェクト」の様子版画コースの授業では、学生同士で作品について話すことで考えを深め、版種が違っていても共通点があり、自分の作品へのフィードバックにもなっています。学外のアートラボはしもとで協働制作した時には、まず空間について考え、5m×3mの布による大きな作品をつくりました。1年次の頃からパシフィコ横浜での展示を経験し、自分一人では取り組めないことへ挑戦できたこともよい経験になっています。自分の制作では、世界観を設定して描くことに関心があります。自分の作品世界を将来はゲームクリエイターになって活かしていきたいと思っています。※アートラボはしもと 相模原市で、美術大学などと地域連携のプロジェクトを展開する“アートの活動拠点”。画コース★では、学部3年生を対象にした公共学習ゼミという授業を行なっています。今年度は相模原市のアートラボはしもと※のクロージングイベントに参加させて頂き、展覧会と地元住民の子供達を対象にしたワークショップを実施することにしました。授業での経験を持ち寄りながら、青焼きの可能性についてディスカッションや試作を重ねる中で、技法の特徴を活かしたワークショップやスケールの大きい展示プランが上がってきました。さらにアートラボはしもとを通して、「無印良品小田急町田」に相談したところ、SDGsの取り組みとして、商品を製作した後に残った布を提供して頂くことになりました。様々な方の協力のおかげで、充実した展示とワークショップを実現することができました。*カリキュラムは「描くこと」に重点をおいた必修のA系必修のA系表現のバリエーションを学ぶ選択のB系でぶ選択のB系で構成されています。油彩静物進級制作写真実習静物・人体コスチュームム版と写真動物・植物古典技法(モザイク)リトグラフ・銅版画動物ドローイング美術館・ギャラリー鑑賞賞絵画IA *構内およびグランドの取材から絵画IB *人体ヌード学外授業スケッチ旅行阿部大介| ABE Daisuke女子美術大学芸術学部准教授1977年京都府生まれ。2002年京都精華大学芸術学部造形学科版画卒業。2004年愛知県立芸術大学大学院美術研究科修了。主な展覧会に「現代美術レジデンスプログラム皮膚感覚展」(美濃加茂市民ミュージアム、2015)、「オリンピックと文化:過去・現在・未来・つながり」(女子美アートミュージアム、2018)、「Figure」(AIN SOPH DISPATCH/愛知、2019)庄司萌乃さん[版画コース4年生]【右】女子美術大学×アートラボはしもと連携プロジェクト「アートラボはしもと改装閉館イベント〜これから始まるリニューラボ〜」展示風景(アートラボはしもと、神奈川、2021)絵画IB版と写真【洋画専攻 1年次】デッサンI静物デッサン------ interview ------curriculum\ 人気授業『版と写真』です /1年次からパシフィコ横浜で展示の経験も担当教員阿部大介先生インタビューこの授業が無印良品のSDGsの取り組みと連携様々な手法を学んで表現の幅を広げます

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