2023年度環境デザイン専攻卒業制作集
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現代では、目に見える・形あるものを重視する傾向にあります。一方で、目に見えない大切なものは、どれだけ零れ落ちているでしょうか。「表裏一体」を軸に、光と影、モノ・コト・ジカンの三面性、心の深い部分に問いかける空間…心の繊細な移り変わりだけでなく、別の視点から得る新たな可能性を表現しています。もうひとりの自分だけでなく、貴方にとって、大切な誰かに想いを巡らせてみてください。届きそうで、届かない。けれど、たしかにそこに存在している「記憶の奥に眠る心の声」に耳を傾ける空間で、きっと、貴方だけの声が聞こえてくるはず。日常の喧騒から離れた、非日常的空間で、貴方は何を感じますか。土井 真佑「私はー。」記憶の奥に眠る心の声

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