2023年度環境デザイン専攻卒業制作集
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1423三鷹市で街に開く、“ぐるぐる”の終わらない、住み心地の良いベトナムタウンを計画した。敷地の特徴と良さを活かし、内外空間、住空間とパブリックスペースを併せて設計。全体の集合住宅ゾーンをくねくねした平面形状のデッキで繋ぎ、2棟ごとに置いた庭をシェアすることで、緊密なコミュニティを作り広げていくことができる。また、留学生用シェアハウス、子供向けアフタースクール、レストラン、屋台やフードトラック用広場なども配置している。このベトナムタウン計画を通じて、人と人のコミュニケーションを誘発する工夫が活かされ、空間デザインの力で日本とベトナムの強固な協力関係を維持していきたいと思う。敷地井の頭公園駅三角広場〒181-0001 東京都三鷹市井の頭3丁目35設計背景クオリティの高いベトナム人材を増やし、日本人と安全に交わることが出来るという狙いで、より良いベトナム人コミュニティを作りたいと思う。ベトナム人暮らし方の特徴•屋台を好む•家庭花園が豊か•夜遅く、朝早く活動する•子供はなるべく外で遊ぶ•日差しより、日陰と風通しが重要•外で暮らし、周辺近所とよくコミュニケーションするIN/EXTERIOR DETAILS1.凸曲線瓦屋根2.凹曲線瓦屋根3.ベトナムの伝統的なモチーフのブリーズブロック(コンクリートブロック)4.カーテンウォールとして機能しているブリーズブロックTA QUYNH NHULITTLE VIETNAM集合住宅のあるベトナムタウン計画

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