問題与えられたモチーフを手に持ち、デッサンしなさい。※条件 1.手首を含み、全体が画面に収まるように構成すること。 2.ストローは3本以上持つこと。〈モチーフ〉ストロー※注意 1.画面は縦横自由とする。 2.下描き用紙は試験終了後回収しますが、採点の対象にはなりません。 3.試験場で配布されたものを持ち帰らないでください。445時間 B3画用紙またはB3程度の木炭紙 出題意図 デッサンの基本的な能力を見る。立体造形に必要な描写力が備わっているかがポイントとなる。対象をよく観察して、質感の違いや特徴を素直に表現してほしい。また、ポーズによって人の手にさまざまな表情が生まれる。手に持つモチーフと手の表現をどのような意図で構成するのかも、重要な要素となる。採点ポイント手及びモチーフをよく観察し、感じたものを素直に表現できているか。また、画面構成・量感・質感・色感・形の正確さ・空間や奥行きが表現できているかを評価する。 モチーフの特徴を生かし、手に持つことで生まれる構成が成されており、素材感や色、重量の違いもよく表現できている。手とストローが作り出す空間や手の描写も明確で、構図も優れた良いデッサンである。 モチーフの構成に工夫がみられ、手のひらと親指で挟むように持ったストローとその空間を描くことが出来ているため、奥行きや量感が感じられる。指や指先のプロポーションに正確さが加わるとより良いデッサンとなる。 一般選抜(A日程)❶ 鉛筆デッサンまたは木炭デッサン ❷学力試験(学力試験の問題はP.12〜16をご参照ください)美術学科立体アート専攻
元のページ ../index.html#46