美術学科国際芸術文化専攻49芸術と言語の関係について、1000字程度で自由に述べなさい。小論文問題1他者を理解する上で芸術文化が果たす役割と限界について、1000字程度で自分の考えを述べなさい。小論文問題2 ※注意1.解答用紙は横書きで用いること。2.白紙(B4、1枚)は下書き用に使うこと。3.辞書の使用は出来ません。4.試験場で配布されたものを持ち帰らないでください。出題意図 グローバル化が進み、さまざまな「国籍」「民族」「宗教」を背景とする人々が共生する社会において、「言語」というものをどのように捉えているか、その上で「芸術」との関係をどのように理解するか、論理的に自分の考えを展開できるか否かを測る問題である。採点ポイント●出題意図を正しく把握し、自らの考えを的確な文章で表現できているかどうか。●主観によらず、客観性のある文章構成となっているか。●国際的な視野をもっているかどうか。出題意図 まずは「他者」をどのように捉えるか、「芸術」より広い「芸術文化」という単語が問題文に用いられていることをどのように理解するか、自らの言葉で説明することから始めてほしい。その上で、相互理解の深化において「芸術文化」がその解決において果たす役割について、自らもそこに関わる者として主体的に論を展開してほしい。採点ポイント●出題の意図を把握し、自らの考えを適格な文章で表現できているかどうか。●相互理解を困難なものにする現代的要因について考察が至っているかどうか。●「芸術文化」の役割について、どのような場合に限界が現れてくるか。それを超えるための自分なりの考えまで示せているかどうか。
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