美術学科国際芸術文化専攻51芸術の魅力について、400字程度で述べなさい。仏像は美術品であると思うか?思わないか? まず、思うか、思わないか、立場を明確にしたうえで、なぜそう思うのか、その理由を400字程度で自由に述べなさい。小論文問題1小論文問題1芸術が人と人を結びつける可能性について、自分自身の考えを1,200字程度で述べなさい。国際紛争は芸術にどのような影響を与えると思うか?具体的な例をあげながら、1,200字程度であなたの考えを述べなさい。小論文問題2小論文問題2※過去の試験問題を掲載しています。 ●主観に終始せず、客観性のある文章構成となっているかどうか。※注意 1.解答用紙は横書きで用いること。 2.問題1は解答用紙2枚以内、問題2は解答用紙4枚以内で答えること。 3.白紙(B4、1枚)は下書き用に使うこと。 4.辞書の使用は出来ません。出題意図 芸術を志すからには、何らかの魅力を感じていると考えられる。魅力を十分に感じて述べるためには、芸術に対するある程度の知識が必要である。自分の感じる魅力を自由に記してもらうことで、芸術に対する興味の深さや熱意に触れようというのがこの問題の意図である。この魅力は今後様々に変貌していくかもしれないが、自身の勉学の原動力となっていくと考えられる。※注意 1.解答は横書きにすること。2.白紙(B4、1枚)は下書き用に使うこと。3.辞書の使用は認めない。出題意図 美術大学を受験する以上、「美術とは何か」という命題について自分なりの見解をもっているかどうか。そして、それを他者に明確に伝えることができるかどうか。この点について、礼拝の対象である仏像を題材として問うものである。採点ポイント芸術の魅力を単なる好きというだけではなく、どのような点がどのような理由で魅力なのかという点を具体的に記述できているかを中心に評価を行う。また自身の考えを正しい国語力で表現することが出来ているかについても評価する。面接本専攻を志望した理由を通して、何について学びたいのか、どのような点に興味を持っているのかなどの考えを具体的にもっているかどうかをみると同時に、歴史や美術、社会情勢などの関連分野における知識についても確認する。またこの志望理由に至った動機を的確に伝えることが出来る論理性や言語表現力を持ち合わせているかどうかについても評価の対象とする。採点ポイント■今後自分が向き合うであろう「美術」について、日頃から意識してその定義を面接●自身の経歴や今後の目標について、適切な言葉で述べることができるかどうか。●面接教員の質問や発言を理解し、それに対して適切な言葉で自身の考えを述べることができるかどうか。●他者とのコミュニケーションや協同をいとわない協調性を備えているかどうか。考えているかどうか。出題意図 社会という人と人との結びつきの中で、我々は様々な活動を繰り広げている。一方において芸術は自己や素材と向き合う、孤独な一面も持ち合わせている。この芸術という一見個人的な活動が、社会において大きな影響力を持っているのが現代社会である。こうした関係を現時点でどのようにとらえているのかについて、関連する情報を踏まえながら独自の考えを表明してもらいたい。採点ポイント芸術が人と人との関わりにおいて果たす役割について、具体的に論述することができているかどうかを評価する。また関連する情報や知識をどの程度知っているかについても併せて検討する。また自身の考えを論理的に表現することが出来ているかについても評価する。出題意図 まず、いま現在の社会情勢に関心を寄せ、芸術を取り巻く環境を俯瞰的に客観視することができているかどうか。そして、それを一定の文量の日本語で説明する能力を有しているかどうか。この二点を問うものである。採点ポイント●出題意図を把握し、それに関連する情報や知識を有しているかどうか。●主観に終始せず、客観性のある文章構成となっているかどうか。❷ 面接❷ 面接学校推薦型選抜(公募制)❶ 小論文 2時間 1600字程度 特別選抜(社会人・帰国子女・ 外国人留学生)❶ 小論文 2時間 1600字程度
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