大学案内2025
118/372

国際芸術文化専攻学生インタビュー海外への興味から、海外芸術研修のある芸術文化専攻へ美術は好き。けれど、制作に対して少し自信をなくしていた高校時代。大学進学を機に、一度絵を描くことから離れてみるのもいいかもしれない、と、芸術文化専攻に決めました。家族旅行などを通じて海外にも興味があり、芸術文化専攻ではイギリスと韓国での海外芸術研修があることにも惹かれました。芸術文化専攻は、一見堅いイメージがありますが、実は先生方はとても気さくで、何より広い知識や視野からさまざまな刺激を与えてくださいます。専攻自体が少人数であることと、海外芸術研修を通じて先生とも学生同士も一気に親睦が深まり、和気藹々とした雰囲気があります。自分が望めば、表現や制作に取り組める環境も芸術文化専攻は座学や研究が中心の専攻ですが、1~2年次の選択授業や学内のプロジェクトを通じて、作品制作の機会も設けられています。他専攻の学生が手がけた作品が身近にあり、望めば自分も制作できる環境。作品とのちょうど良い距離感を持ちながら、幅広い知識を吸収することで、自分が本当に好きなこと、やりたいことを改めて考え直すきっかけにもなりました。そんななか「何かを表現することがやっぱり好き」という気持ちに立ち返ることができ、表現や制作にも積極的に携わっています。イギリス研修で行ったラフバラ大学での展示企画の過程をまとめたカタログ制作や、展示ポスターのデザインのほか、専攻メンバーが有志で行っている日本舞踊の活動など、表現活動の楽しみも尽きません。それぞれに個性的な同級生と共に過ごす時間の中で、私自身もまた個性を伸び伸びと育んでいます。芸術文化専攻 3年 山村玲奈さん(取材当時)※芸術文化専攻は、2024年4月より国際芸術文化専攻に名称変更女子美術大学付属高等学校(東京都)出身自分の好きなこと、やりたいことを見つめることのできる場所116

元のページ  ../index.html#118

このブックを見る