大学案内2025
126/372

芸術学部ー デザイン・工芸学科ヴィジュアルデザイン専攻プロダクトデザイン専攻    環境デザイン専攻工芸専攻124教育目標デザイン・工芸学科では、多様性を尊重する社会に対応すべく、ヴィジュアルコミュニケーション、プロダクト、環境、工芸の領域で幅広い視野・技術・感性を実践する専門性に裏打ちされた独創力と領域の境界を跨いだ俯瞰的な発想力により、多角的かつ国際的な思考力とコミュニケーション力、マネジメント力を持ったクリエイターの育成を目指す。カリキュラム・ポリシー教育目標に到達すべく、各専攻のカリキュラムと学科共通科目を通して、他専攻との横断的実技を経験することで、デザインと工芸分野を中心とした幅広い知識や国際感覚、コミュニケーション力を身につけ、専門領域での表現を広げ、反映できるカリキュラムを編成する。【知識・理解】(教養力・基礎的専門性)デザイン・工芸の領域における基礎的な知識を習得・理解し、領域を横断的に活用できる能力を身に付ける科目を配置する。【関心・意欲・態度】(多様性・柔軟性・適応力・コミュニケーション力)演習や研究を通して、幅広い知識や技法を理解し、関心を深めることで、専門分野についての意識や感覚、各自の将来への展開を自覚し高める科目を配置する。社会と表現活動との関わりや、明確に伝達するための理論や技術を習得し、社会で実践する能力を高める科目を配置する。【思考・判断】(創造的思考力・学際的思考力・マネジメント力)デザイン・工芸の領域と社会の関係性を学際的に学び、理解をすることで、社会や創作活動で実践にかかわる能力を高める科目を配置する。【技能・表現】(独創力、実践力)デザイン・工芸の領域における幅広い技能を横断的に学び、深めることで、自身の表現の場を拡げるとともに、社会活動・創作活動において実践する能力を養う科目を配置する。街で目にする広告、カフェで手にしたテーブルウェア、購入意欲を高めるショップ空間、気持ちを解放してくれるテキスタイル。これらはいずれも、「人と人」「人とモノ」「人と環境」「過去、現在と未来」の関わりを考えながら、意図をもって生み出されています。豊かな未来社会に貢献すること。それは広い視野と、柔軟な思考だけでなく、時代の空気を敏感にとらえ、創作に反映していくセンスとスキルです。人の営みにしっかりと根を下ろしているデザインと工芸。だからこそ世の中や人の暮らしに大きな変化を与え得る、計り知れないポテンシャルを秘めた領域です。未来を創る創作者になる。

元のページ  ../index.html#126

このブックを見る