大学案内2025
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年次年次年次年次1234ヴィジュアルコミュニケーションって、何だろう?129○教育目標 ヴィジュアルデザイン専攻では、デザインの基礎・理論・本質を理解し、グラフィックデザインを中心に多様性を尊重する社会に対応し、その過程で国際的な視野と客観的な視点、デザインによる問題解決能力などを向上させ、変化に柔軟に適応しうるクリエイターを育成する。 ○カリキュラム・ポリシー 教育目標に到達すべく、以下のカリキュラムを編成する。【知識・理解】(教養力・基礎的専門性)ヴィジュアルデザイン領域における制作の基礎となる知識を学び、教養を身につけ、技術を習得できる科目を配置する。【関心・意欲・態度】(多様性・柔軟性・適応力・コミュニケーション力)表現の探究と思考を深めつつ、ヴィジュアルデザインおよび周辺領域への関わりを理解し、実践するための科目を配置する。ヴィジュアルデザインの理論と実践を通し、自身の考えや表現が、社会と関わり繋がっていくことを意識して模索するための科目を配置する。【思考・判断】(創造的思考力・学際的思考力・マネジメント力)ヴィジュアルデザインと関わる多岐にわたる表現を研究、体験しながら視野を広げ、独創的な創作活動と客観的な論理的思考、学際的な応用力を身につけるための科目を配置する。【技能・表現】(独創力、実践力)具体的な実技の体得や、課外活動を体験し、総合的な視点で創作を考え自身の表現の幅を広げることができる科目を配置する。世の中にたくさんある、目に見えないこと。しかし、たとえば見えない風も、木の葉の揺れを通じて見ることができます。個々の中にあるまだ誰も見たことのないヴィジョンもそう。見えないことを見えるようにして伝えることが、未来をデザインすることにつながります。決められた答えはありません。だからこそ大変でもあり、面白さと自由があります。ヴィジュアルコミュニケーションの可能性を一緒に考えていきましょう。「つくること」の基礎力を身につける。クリエイターとしての意識を高める。自分らしい表現を模索する。ヴィジュアルデザインの可能性を探究する。1年次では、ヴィジュアルコミュニケーションに重要な「色とかたち」「文字とことば」を主軸に、さまざまな素材・表現に触れながら、ものの見方、捉え方において多角的な視点を持てる観察力を養います。2年次では、ヴィジュアルコミュニケーションに必要な発想力・思考力を養います。また、写真や印刷などの工房実習を通じて基礎的な技術を習得します。専門分野に枝分かれする前の充分な準備をします。3年次からは、希望する領域で独自の履修計画によってより専門的なデザイン領域を学習します。自身の将来像をふまえて、これからの社会とデザインの関係を総合的に考えていきます。専門領域は大きく2つの科目群にくくられています。「グラフィックデザイン」「アートディレクション」として、多様な選択科目が開設され実践的に学んでいきます。前半は、これまでの学習をふまえて専門領域から2つを選択し、より深く研究します。後半は、各ゼミに分かれて各自がヴィジュアルデザインの可能性を探究しながらテーマを設定し、4年間の集大成として卒業制作を行います。

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