大学案内2025
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年次年次年次年次1234技術と感性を備えた社会に望まれる人材に。139○教育目標 プロダクトデザイン専攻では、社会において柔軟なデザイン活動ができるよう、学内外での実体験を通して、プロダクトデザイン本来の意味を理解し、専門領域としての基礎技術である「発想力」・「技術力」・「表現力」を習得した上で、各自の個性を生かし、高い美意識やデザイン能力を有する人材の育成を教育目標とする。 ○カリキュラム・ポリシー 教育目標に到達すべく、以下のカリキュラムを編成する。【知識・理解】(教養力・基礎的専門性)プロダクトデザイン領域における基礎的な知識を習得・理解し、立体物を表現する技術や能力を身に付ける科目を配置する。【関心・意欲・態度】(多様性・柔軟性・適応力・コミュニケーション力)思考の探究、表現の研究を通して、プロダクトデザインの領域を幅広く理解し、関心を深め、実践するための科目を配置する。プロダクトデザインの専門領域を中心に関心を深めていきながら、周辺領域の知識や応用能力、社会性を身につけ、社会で実践する能力を高める科目を配置する。【思考・判断】(創造的思考力・学際的思考力・マネジメント力)プロダクトデザインの領域と社会の関係性を学び、理解をすることで、社会性のあるテーマに対し、条件を整理・分析し、幅広くデザイン表現に活用する力を養う科目を配置する。【技能・表現】(独創力、実践力)プロダクトデザインの専門領域の技能を学び、深めることで、自身の表現の場を拡げるとともに、社会活動・創作活動において実践する能力を養う科目を配置する。照明器具、インテリア雑貨、文具、アクセサリー、玩具、テーブルウェアなど、暮らしを豊かにするさまざまなデザインと企画を創出するプロダクトデザイン。4年間を通して、「考える」発想力、「創る」技術力、「伝える」表現力を高め、柔軟なデザイン力と企画提案力を養います。学生一人ひとりの感性や資質を見極め、真に望まれるデザイナー・プランナーを社会へ送り出しています。造形とデザインの基礎力を高める。多様な素材の扱い方を習得する。プロの制作現場に意識を向ける。社会を意識しながら考察する。「立体」「平面」「空間」「工芸」。これら4分野における造形とデザインの基礎を、さまざまな演習や実習を通して身につけます。ポイントとなるのは、体験的な学びの中で自分なりの発見を積み重ねること。制作においては手作業だけでなく工具も使用し、表現の幅を広げます。さまざまな素材に触れ、その扱い方を会得する2年次。プロダクトデザインの基本概念である「モノとコト」の本質を掘り下げるのに必要な知識と技術を習得します。あわせて課題作品のプレゼンテーションを繰り返すことで「伝える力」(=提案する力)も高めます。モックアップ制作を通じて、プロの制作現場を意識。幅広い実技課題によって、発想力と造形力を磨きあげていきます。また、デザインに求められる要素を見極めるための調査・考察も実施し、データの抽出方法や分析術を学びます。技術力や造形力の向上に励む一方、社会との関わり方にも目を向けていく4年次。自己のアイデアを、具体的にデザインに生かす術を模索します。卒業制作では、自らの個性と、4年間で培ってきたデザイン力を生かしながら、社会性に富んだ魅力的な創造に挑みます。

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