1年次〈パッケージ〉2年次 〈玩具のデザイン〉3年次〈雑貨デザイン〉4年次 〈ヒューマンデザイン〉141ギフトをテーマに「グラノーラ」のパッケージをデザインする課題。3種類のフレイバーを考え、トータルのデザインテーマやターゲットを想定し、制作します。木の素材感を生かしたシンプルな玩具をデザインする課題です。対象年齢を意識した遊びの要素抽出を行うことから始め、スケッチでアイデアを詰め、スタディモデルで検証しながらデザインを進めていきます。そのなかで、素材と加工・着彩の効果や、子ども目線に立った形状と年齢に合わせた安全性の関係を学んでいきます。基礎的な木材加工の技術で制作を行いますが、アイデア次第でさまざまな玩具を作ることができます。UI/UXのデザインプロセスを学ぶ課題です。何に困っているのか、それはなぜか。何に夢中なのか、それはなぜか。「対話」を通じて課題や欲求を推察し、解決策のためのアイデアを出します。テーマは「身の回りにいる人のためのサービスデザイン」です。リサーチやデザインテストを繰り返し、ユーザーインターフェースのプロトタイプの発表まで取り組みます。仕事でサービスをデザインすると、多くの場合使い手の顔は見えません。自分が作ったサービスの反応が直接見えることは、実は希少な体験となります。心温まる社会の仕組みづくりに貢献するビジネスをデザインする課題。人は、モトとコトの両方において質が整うことで幸せを感じることができます。しかし、モノのデザインはすでに多くの素晴らしい成果を挙げていますが、コトにおいては2000年以前に作られた古い仕組みが取り残され、社会のいたるところで行き詰まりが生じています。グループワークを通じて、今の社会の課題を解決し、生活の質を上げるために必要な仕組みのデザイン提案に取り組みます。
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