大学案内2025
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芸術学部ー アート・デザイン表現学科5領域合同セッション るというアート・デザイン表現学科のテーマにも相応しい学びの場になると思います」山村(F) 「自分の専門とは普段は関わりのないようなものに対して、それぞれが専門性を生かしたアイデアを出してつくっていく。それを5領域が合同で実践することは、お互いの気づきにつながるいい機会になると思います。また、特にファッション表現領域の学生は大きな空間やコミュニティに向けてものづくりをする機会が少ないので、合同授業の中で自分の役割を果たしていくことは、学生たちにとって貴重な経験になるはずです」後藤(SE) 「5領域合同で共通の目標に向かった祭典やイベントを行うことはすごくいいですね。それを創り上げるためのプロセスも学生主体で考え、普段とは違うやり方を見つけられたら、さらにいい学びになりそうですね」日沼(CP) 「領域や学生それぞれが持つベクトルが、ぶつかったり融合したりしながら『心』が動き、コラボレーションが生まれていく。そこから学ぶことは、ものづくりという人間の表現の原点と、コミュニティの中で表現が社会化されていく場のあり方だと思います。クリエイティブ・プロデュース表現領域の学生は、コラボレーションを通して人と人とがつながる『場』のあり方を考え、文字通りプロデュースする役割で貢献していけたら良いと思います。領域を越えて全方位でつながっていける機会は、とても大切なものだと感じています」174

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