年次年次年次1234年次人を幸せにする「場」の創造者に。219○教育目標 クリエイティブ・プロデュース表現領域では、美術、音楽、演劇、映像など、アートとデザインにおけるあらゆるジャンルを横断する表現・知識・技術を身につけ、人々がより良く生きるための「場」と「多様な未来」をつくり出す、プロデューサー、キュレーター、マネージャーなど、総合力のあるクリエイターを育成する。 ○カリキュラム・ポリシー 教育目標に到達すべく、以下のカリキュラムを編成する。【知識・理解】(教養力・基礎的専門性)美術、音楽、演劇、映像・メディアに関わる基礎理論と実技、プロデュースの基礎を学ぶとともに、多様な未来を育むための国際性の涵養と、コミュニケーション力を身につける科目を配置する。【関心・意欲・態度】(主体性・開拓力・チームワーク・柔靭性)ミュージアム、アートセンター等での研修、また、領域を横断したプロジェクトの実践を通し、クリエイティブな環境づくりと、創造的活動による社会貢献のあり方を学ぶ科目を配置する。設定したテーマ、表現を深く追求し、研究(制作)および総合イベント(展覧会、公演等) の実践を学ぶ科目を配置する。【思考・判断】(総合的判断力・創出力)国際文化交流を通し、国際化・多様化する社会と、人々をつなぐコミュニケーションの重要性について理解を深める科目を配置する。【技能・表現】(創作力・実装力)プロデュースの専門性を深めながら、他領域とのコラボレーションによるプロジェクトを企画・実施し、多様な表現の可能性、社会貢献としてのプロデュースのあり方を、実践を通して学ぶ科目を配置する。美術、音楽、演劇、映像。ジャンルを問わず優れたクリエイションには、人を幸せにする力が秘められています。そうした作品を体感する「場」をつくることもまた、世界中のたくさんの幸せを生み出していくことといえます。大切なのは、知性と感性、そして自由な発想をもって表現の可能性を広げる方法を生み出すこと。苦しみや葛藤を喜びに変えるユーモアの力を育み、クリエイションが生まれる場に寄り添うことのできるプロデューサー、キュレーター、ファシリテーター、そして総合力のある表現者を育てます。自分自身を知る。表現の基礎を養う。自分と他者との関係性を考える。社会で協働する実践力を養う。クリエイションを魅力的に伝える術を探究する。アーティストの視点、作品への理解を深めることを目的に、美術、音楽、映像、パフォーマンスに関する基礎的な理論を学ぶとともに、自ら作品制作にも挑み、セルフプロデュースできる力を養います。また、美術館、学芸員、ディレクターの役割と、可能性についても考察します。他領域の学生とのコラボレーションを通じて異なる考えや価値観に触れることで、自分と他者との関係性を考え、既成概念にとらわれない発想力を身につけていく2年次。また、美術を中心に音楽、演劇、映像など多様な分野の芸術表現に触れ、クリエイティブプロデュースについて、より深く学びます。アートイベント、コンサート、公演などを実際に企画し形にすることで、プロデュースやマネジメントの実践力を養います。また、学外の企業・組織との共同プロジェクトを通じて、実社会での協働に必要なプレゼンテーション能力やファシリテーション能力も身につけます。アートと社会の架け橋として、作品をより魅力的に伝える術を追究する4年次。3年次までの学びの集大成として、卒業制作・研究に取り組みます。卒業時の展覧会では、学生が主体となってプロジェクトを企画し、作品と空間が一体となった場をトータルプロデュースします。
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