大学案内2025
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年次年次年次年次1234多様な領域の人々と共に新しい価値を創造する「共創型リーダー」をめざす4年間229◯教育目標 共創デザイン学科は伝達や用途などの目的や機能を理解し、デザインする能力をベースに、異分野の学びを身につけ、企業、自治体や消費者をはじめとする多様な立場の人々と協働して、社会に貢献する新しい価値を共に創り上げることのできる能力を備えた人財「共創型リーダー」の養成を教育目標とする。○カリキュラムポリシー 教育目標に到達すべく、学科共通科目を通して、デザインを主軸に、ビジネス、テクノロジーを横断的に学び、実践型プロジェクトに取り組むことで、多様な人々と共創する力を身に付け、専門領域での表現に反映できるカリキュラムを編成します。【知識・理解】デザイン分野における基本的な理論と技法に関する理解とともに、デザイン分野の職業に関する倫理や社会的意義について理解する科目を配置。【関心・意欲・態度】デザイン活動を通して多様な立場の人々との協働作業を主導する姿勢、また、これらの協働により、高付加価値の商品やサービスを共に創りだす能力を養う科目を配置。【思考・判断】デザインの諸活動の実践を通して、自己のアイデンティティを確立し、その個性を磨き続ける意欲と、生涯にわたり自己成長を継続できる態度を養う科目を配置。【技能・表現】デザイン活動に必要な独自の観察力や洞察力を高める理論と技法の修得のもと、それらを総合して見出した課題に対して、適切かつ効果的なデザイン手法を活用する能力を養う科目を配置。産官学連携・地域連携等プロジェクトの実施により多様な立場の人々との協働による高付加価値の商品企画や構想立案に関する体験を通して、講義や演習で得た知識と技能の総合化を図る科目を配置。新しい価値の創造には、自ら問いを立て、その問いに答えを出していく自問自答のプロセスと多様な他者を巻き込み、共に構想し、共に成長しながら目標に導いていく「共創型リーダーシップ」を備えた人財が欠かせません。本学科では今、そしてこれからの時代に求められる人財を養成します。共創のためのマインドセット型とスキルを体得する。自ら創り出す力、周囲を巻き込む力を身につける。専門性を育み、社会に実現していく力を鍛える。社会とつながる卒業研究。共創型プロジェクトに参加するための技術や知識、マインドセットを各分野の最前線で活躍する実務家教員から幅広く学びます。共創の基本動作であるコミュニケーション力やリーダーシップと共に、グラフィックやプロダクトなどデザインの基礎やビジネス、テックデザインの基礎も体験します。1年次で体験した共創の技術や知識をより深め、多くの実践型プロジェクトで多様な領域の人々と共創する力を養います。学生それぞれが自身の好きなことや得意なことを探りながら、周囲を巻き込んでプロジェクトを成功へ導く「共創型リーダーシップ」を育みます。学生それぞれの興味関心や進路を踏まえた複数の選択授業の中から、深めたい領域に応じた科目を選択し専門性を向上させます。より高度なプロジェクトデザインや実現力を鍛えるプログラムの経験を積むことで、知識と実践の統合を図ります。これまでに学んだ知識や身につけた技術、さまざまな経験をもとに卒業研究に取り組みます。卒業研究では学生それぞれが「共創型リーダーシップ」を発揮し、多様な他者と共に構想し、共に成長しながら新しい価値を創造することをめざします。

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