Q3Q1女子美時代はどんな学生でしたか?仕事をする上で大切にしている考え方は?Q2Q4SPECIAL山口裕子さん(以下、敬称略) 入試科目に得意な日本史があったからです。都内にある美大という立地条件も選択肢の一つでした。奥村心雪さん(以下、敬称略) 美大の資料を集めて見ていた時に、女子美の卒業生にハローキティのデザイナーがいることを知り、自分も同じ進路に進みたいと直感で思ったからです。Amyさん(以下、敬称略) 小さい頃から絵を描くことが好きで、母の勧めで女子美術大学付属中学へ。大学は自分の作ったキャラや動物を動かしてみたい! と、メディアアート学科を選びました。山口 4年間バスケ部だったので体力だけは自信があり、就職課の掲示板で“体力に自信のある人を求める”というサンリオの求人広告を見たのがきっかけです。奥村 子供の時からサンリオファンだったので、美大に行こうと決めた時に、サンリオに入社したい! という夢も同時に持っていました。Amy キャラクターに関わる仕事がしたかったからです。特にサンリオは、ピューロランドでの裏方のお仕事でとても身近に感じており、憧れでもありましたが、とても狭き門なので自分には難しいだろうと、初めは記念受験のような気持ちで受けました。山口 午前中は授業、午後はバスケットボール部の部活、夜は工房でアルバイトと毎日充実していました。奥村 美術を本格的に学んだのは女子美に入ってからでしたので、授業がとても楽しくて、休まず真面目に通っていました。Amy 4年間サンリオピューロランドで映像やモバイルコンテンツの制作のアルバイトをし、映像編集やサンリオのキャラクターに詳しくなりました。他にも1ヶ月間NYのアートスクールに行ってみたり、海外旅行や美術館に行ったり、遊びも勉強も全力でやりました。山口 思いやりと友情です。キャラクター業界はライバル社が多い業界ですが、いつでも手を取り合って友情を大切にしていきたいと考えます。ネクストワンをいつも考え、コラボレーションを推進していくことを重要視しています。奥村 みんなが幸せになる方法、ということを最近はよく考えています。キャラクターのファンの方が見て癒されるデザインを作るという意味も強いですが、社内の他部門やお取引先様が一緒にワクワクできるような、また一緒にお仕事をしたいと思ってもらえるような、楽しい仕事環境にすることを大切にしています。Amy 面白がったり楽しんだりすることだと思います。楽しんでやっている人と、義務的な気持ちでやっている人では完成したものがまったく違います。また、キャラクターを作る上で時事ネタを使ったりするのでアンテナを常に張っておくようにしています。女子美を選んだ理由は?サンリオ入社のきっかけは?310QQAA&&
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