大学案内2025
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芸術学部ー 美術学科洋画専攻 日本画専攻立体アート専攻    美術教育専攻国際芸術文化専攻070教育目標美術学科は、過去、現在、未来にわたる、広範な芸術的制作、芸術的理論の探求に基づき、芸術表現およびその研究を練磨することを教育目標としている。平面表現、立体表現の制作技術の鍛錬、作品コンセプトの熟成、芸術理論による表象的意味の理解を通して、社会に対する深い洞察に基づいた創造的活動を持続的に行える人材の養成を目的としている。カリキュラム・ポリシー教育目標に到達すべく、各専攻のカリキュラムと学科共通科目を通して、美術史や芸術理論を学び、他ジャンルにおける芸術の表現方法や素材に触れ、感性を養い、専門領域での表現に反映できるカリキュラムを編成する。【知識・理解】(教養力・専門性)美術全般における理論と技法、伝統や歴史などを理解し制作や研究を深めるとともに、美術の教育や普及、社会に貢献できる力を養うための科目を配置する。【関心・意欲・態度】(主体性・積極性)作品制作や研究の実践を通して、自己のアイデンティティを確立しその個性を磨き続ける意欲と、生涯にわたり自己成長を継続できる力と態度を養う科目を配置する。自らの専門分野以外の技術と理論も積極的に学ぶ態度を養い自らの制作や研究に活かす力を養う科目を配置する。【思考・判断】(論理性・想像力・洞察力・社会性・発信力)理論研究を通して論理性や洞察力を身に付け、自分の目指す表現方法を確立する力を養う科目を配置する。国際問題、社会問題や時代変化について学び、美術の知識や技能をどのように活かすか構想し、発信する力を養う科目を配置する。【技能・表現】(創造力・独創性・対話力)独自性のある表現で作品制作、研究を行うことができる技術、表現力を身に付けるための科目を配置する。自身の表現や研究について言語化できる力、他者に伝える対話能力を身に付けるための科目を配置する。また、他者の表現や研究についても客観的に分析、理解し、考察できる態度や力を身に付けるための科目を配置する。自分自身の内なる衝動と向き合いながら、アーティスト、クリエイターとしての将来を見定めていく4年間。技術の修得はもちろん、作家にとって必須ともいえる「ものの本質に迫る力」「作品を読み解く力」「考えを伝える力」も日々の制作を通じて身につけていきます。さらに、美術のもうひとつの担い手である、美術と社会の架け橋となる人材や、次世代の作家を育む美術教員を輩出することも本学科の大きな使命。美術に携わる専門職として、心から納得できる自分らしい表現を見つけ、その表現方法を軸とした美術活動を生涯にわたって続けられる人材の育成をめざしています。生涯、美術を続けられる人に。

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