大学案内2026
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建築や設計という枠にとらわれずデザインやアートなど幅広い分野を学べます学びながら「好き」を見つけていける柔軟な学びの環境が刺激になっています学生インタビュー 01学生インタビュー 02105環境デザイン専攻 3年(取材当時)黒沢葵一さん福岡女学院高等学校(福岡県)出身環境デザイン専攻を選んだ理由は?普段の生活のなかで「これ好きだな」「かわいいな」と思う対象が、だいたい空間であったことに気がつきました。それから、自分でも空間を作ってみたいという気持ちが自然と強くなっていきました。空間デザインという広い領域のなかでいろいろな分野に興味があったので、基礎を学んだうえで好きな分野を選択して突き詰めていける、他大学にはない学びの自由度と将来の多様な選択肢が決め手となり、女子美を選びました。環境デザイン専攻の魅力は?やっぱり学べることの選択肢の多さです。入学する時点でやりたいことが決まってなくてもいい。学びながら見つけていこうという方針のお陰で、気持ちを楽にして取り組めています。いろいろな分野に触れることは自分にとって良い経験になっていますし、自分の好きを深めるきっかけにもなっています。実は入学前は建築や住宅の方に興味があったのですが、授業などを通じて舞台デザインなどアートの要素がある分野に、今はとても興味があります。環境デザイン専攻 3年(取材当時)栁川怜奈さん女子美術大学付属高等学校(東京都)出身環境デザイン専攻を選んだ理由は?小学生の時から美大に行きたいと思っていました。父が空間に関わる仕事をしており、資料を見せてもらったりするなかで、人々の日常や特別な時間、そこで抱く感情に興味を持ちました。人がいる場所に関われる仕事に就いてみたいなと、環境デザイン専攻を選びました。環境デザイン専攻の魅力は?他美大の建築専攻にはないような幅の広さが魅力です。建物や内装はもちろんですが、家具のデザイン、サイン計画、グラフィックや舞台デザインなどアート寄りの学びもでき、建築や設計という枠にとらわれず、いろいろなことに取り組めるのが私には合っています。力を入れて取り組んでいることは?どの分野もしっかり取り組むようにしていますが、3年次後期に経験した屋外空間のデザインには、特に関心を持っています。広い空間のなかで人にどう動いてほしいか、何を感じてほしいか。幅広く考えることができるのが楽しくて。幼い頃から植物や星など、自然に興味を持っていたことも影響しているかもしれません。

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