・・・・・・・・「美術・デザインに深い興味を持ち専門家として活躍することを目指す人」「美術・デザインを通して社会に貢献し自立したいという意欲のある人」「自らの将来像を積極的に探求しようとする人」「自分を含めた社会全体をよく観察し理解しようとする姿勢をもつ人」「個性を素直に表現できる人」を求めています。自由な科目選択を通して多様な表現領域を横断的に学ぶことで、芸術的感性と知性を培い、確かな技術を修得し、柔軟に考え自ら選択する力を養うことを教育目標とする。このことにより自分の未来を描ける個性豊かな表現者や社会で活躍できる専門家を育成する。共通科目以下の教育課程編成の分類毎にそれぞれの設定する能力を養成する科目を配置します。多様性が尊重される社会において、ジェンダー、国際社会と日本、自然環境と人間、芸術について広く学び自己理解をすることで、社会人にふさわしい考え方や幅広い教養を養う科目を配置する。芸術的理論と技法を活用し、自分の未来像(キャリア)をデザインし、生涯にわたり広く社会に貢献できる主体的な実践力、マネジメント力、協働する力を養う科目を配置する。美学、美術史、色彩や図学など、芸術分野における基礎力、芸術的感性を培い、独創性を高めて具現化することのできる創造的思考力・判断力を養う科目を配置する。グローバル社会において多様な他者の文化的背景を理解し、自身の創作や考えについて的確に伝えるコミュニケーション能力を養う科目を配置する。専門科目現代の多様化する美術、デザインの表現領域を多角的に捉えたカリキュラムとなっており、本人の実技体験を通して、 専門分野を絞り込むことができる選択制を取り入れています。1年次前期は専門科目を限定せず、13種類の科目から4 科目を自由に選択します。美術、デザインの基礎を学ぶとともに、自己の表現の幅を拡げることを目的としています。1年次後期からは前期の体験をもとに美術コース、デザインコース(グラフィック・メディア・テキスタイル・プロダクト)の各領域を選択、より専門性の高い知識や技術を集中的に修 得しながら、自らの発 想を表 現することを学びます。2 年次後期はそれまで培った知識、技術、表現力を基にして卒業制作に取り組みます。2 年間の集大成として自己の発想、表現の可能性を追求し作品として成立させること、そして社会に対して発表することを学びます。以下を身に付けたものに対して、学位を授与します。社会人にふさわしい教養、考え方を身に付けている。美術、デザインの活動を通して、広く社会に貢献できる能力を身に付けている。美術、デザインの専門能力を修得し、広い視野と洞察力によって独自の発想を表現することができる。自らの創作について、他者に伝えるプレゼンテーション能力、コミュニケーション能力を身に付けている。179自由 に 創造する学びのフィールドへ 、ようこそ。教育目標アドミッション・ポリシーカリキュラム・ポリシーディプロマ・ポリシー新たな発見から生まれる豊かな発想。短期大学部は、一人ひとりが自由に創造する学びのフィールドです。心に描いてきた美術・デザインに対する夢、そして将来への希望を、文化の薫り高い杉並の地で、一緒に叶えていきましょう。ここには、2 年間で効率よく、美術・デザインについて学んでいけるカリキュラムがあります。さまざまな分野の実技が学べ、自分の進路を創る自由選択制の「基礎造形」。美術教員をめざす「教員養成専修」。アートのできる保育士の育成をめざした、国家試験での保育士資格取得のための支援プログラム。さらに地域社会と連携したプロジェクトなどの社会活動から得られる経験は、今後のみなさんの人生にとって大きな財産となるでしょう。卒業後は就職はもちろん、さらなる学びとして専攻科への進学や、芸術学部 3 年次への編入も選択肢となります。みなさんの学びたい気持ちをサポートする体制は万全です。知性と感性、専門技術を生かしながら、しなやかに活躍する女性の育成をめざす。そんな女子美の精神は、先輩から後輩へ、脈々と受け継がれてきました。みなさんもこの伝統を胸に、新たな一歩を踏み出してみませんか。短期大学部部長 佐藤真澄Joshibi College of Art and Design
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