大学案内2026
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193身に余る情動に駆られるたび、私は自らも、あらゆる出来事も、ただの現象に過ぎないと暗示をかける。今作で扱ったのは、そのような自己暗示がもたらした光景の一片だ。蝋燭と燃えかけの煙草が、暗がりの中ひとつに溶けゆく。あなたの中にも、このような語り口を必要とするところはあるのだろうか。内田京花 「±1/ PLUS-MINUS ONE 」 インスタレーション/アニメーション(1分54 秒)、煙草、蝋燭/サイズ可変/卒業制作/制作期間(構想〜制作):3ヶ月

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