大学案内2026
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(研究計画書提出)研究内容の言語化、ビジョンの深掘り出願合格発表入試(小論文・面接・ポートフォリオ提出)大学院進学を決断首藤雪月さん芸術学部 美術学科 洋画専攻 2025年3月卒業群馬県立勢多農林高等学校(群馬県)出身女子美術大学大学院 美術研究科 美術専攻 博士前期課程214作家になる。この将来像はもともと決まっていました。学部卒業後そのまま作家になる選択肢もありましたが、もっと学びたい!という欲求が勝り、3年次後期には院進学を決断しました。進学について考えていた時期には、先生方が親身に話を聞いてくださり、私以上に私の特性を理解してアドバイスをくださり、心の支えになりました。また、相談を重ねるうちに、単に先生と学生という関係性を超えて、より身近で、尊敬できる作家という存在へと変化していったことも、院進学の後押しになりました。準備期間は受験対策というよりも、大学院で何を研究したいのか、どんな作品を作っていきたいのか、それを言語化することをとにかく追求していきました。大学院は、自分の研究内容をさまざまな手段や視点を持って深めるための授業構成になっています。これは学部時代とは大きく異なる点です。学部の他専攻の授業に参加することもでき、興味のあることを学びたいだけ学ぶ、充実した日々を送っています。自分の専攻だけでなく他分野にも広く挑戦できる環境はとても刺激になりますし、自分の軸をしっかり持った状態だからこそ、より豊かに見識を広げるきっかけになっています。3年次10月3年次後期〜作品解説や大学院で研究したいことの言語化は、出願時の研究計画書にまとめていたので、ポートフォリオでは構成やレイアウトよりも、中身の作品の完成度を高めることに集中しました。4年次12月4年次1月4年次2月進路を決めた先輩たち④大 学 院 へ の 進 学 相 談をきっかけに先 生との 関 係 性もより豊 かなものに

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