Y-A I Rクリエイティブ・プロデュース表現領域主任、国際交流担当部長、JOSHIBI AIR ディレクター223学 生 た ち の 声海外で活躍しているアーティストの活動を間近で見たり、話したりする機会は、自分だけでは設けることが難しいから、JOSHIBI AIRを通じて交流できてよかった制作のアシスタントをした時、正しい英語が分からなくて、ちゃんと伝わっているのか不安だったけど、上手くできた時のハイタッチが嬉しかった!AIRのイベントでは、アーティストや留学生など、さまざまな国の人が集まった。多国語で楽しく語り合う様子を見て、女子美が異なる背景を持つ人たちの交流の場になっていると感じた他の国のアーティストがどのように活動しているのか、もっと知りたい!アートをとおして世界を知り、交流することが自分の力をもっと伸ばすきっかけにアー ティスト・イ ン・レジデンス( A I R )を、学 び のそば に 。これからの時代を担うアーティスト、クリエイターにとって、海外の人や文化との交流は不可欠なものと考えます。世界は広く、自分とは異なる文化的背景、価値観を持つ人たちがいる。そのことをアート、デザインを通して知ることは、とても素 晴らしい 体 験だと思います。また、AIRとはアーティスト、クリエイターたちにとって、最も安心な場所です。みなさんをありのまま受け入れ、表現の場を与えてくれる場が世界中に存在しています。自らのキャリアを育むフィールドとしてぜひ挑戦してください。日沼禎子教授アーティストが国境や文化の垣根を越えて、異なる環境に滞在しながら創作活動を行う「アーティスト・イン・レジデンス(AIR)」。それは、単にスタジオ提供をするだけではなく、状況に合わせて常に変化する有機的なネットワークです。アーティストとその活動をサポートする人々、そしてその周囲の人々が繋がり、それぞれに新たなスタート地点が生まれる-□AIRはそうした社会実験の場でもあります。世界的に見れば、AIRはある程度キャリアを積んだアーティストが参加できることが多いものですが、JOSHIBI AIR(詳しくは→ P032)では 、Y-AIR(AIR for Young)構 想*のもと、若いうちからAIRの存 在を知ることができる環 境づくりと、アートを介した国際交流の機会を創出し、卒業後のキャリア形成の可能性を開いています 。 * Y-AIR: 遊工房アートスペースが 2013 年より、女子美術大学や国内外の美術系大学や A I R と協働で行うプログラム。M e s s a g e
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