051中田稀子 「あわいの部屋」 石上陽子 「動け」 絹本着彩/絵絹、墨、岩絵具、水干絵具、箔、膠/ H1344×W2490mm /卒業制作/制作期間(構想〜制作):4ヶ月物に遺された記憶、そこにいた誰かの体温、そこにいる誰かの気配。こうした目には見えない無数の存在に私たちは囲まれています。目に見えるものと、心で感じられるものが入り混じり、溶け合ってゆく。あわいの部屋は、私たちの世界です。紙本着彩/雲肌麻紙、岩絵具、胡粉、貝の粉末/ H1622×W2273mm /卒業制作/制作期間(構想〜制作):4ヶ月今作は“動き続けること”をテーマにした。生活する中で悩んだり困ったりした時は一旦止まることも大事だ。でも、何もせずに静止し続けることは最適解なのか。留まっている中で困りごとから脱却する出口を見つける事。それが“一旦止まる”事の必要性なんだ。
元のページ ../index.html#53