大学案内2026
99/260

授業紹介学生インタビュー1年次〈パッケージデザイン〉4年次〈ヒューマンデザイン〉2年次〈玩具デザイン〉3年次 〈インターフェースデザイン〉097ギフトをテーマに「グラノーラ」のパッケージをデザインする課題。3種類のフレイバーを考え、トータルのデザインテーマやターゲットを想定し、制作します。木の素材感を生かしたシンプルな玩具をデザインする課題です。対象年齢を意識した遊びの要素抽出を行うことから始め、スケッチでアイデアを詰め、スタディモデルで検証しながらデザインを進めていきます。そのなかで、素材と加工・着彩の効果や、子ども目線に立った形状と年齢に合わせた安全性の関係を学んでいきます。基礎的な木材加工の技術で制作を行いますが、アイデア次第でさまざまな玩具を作ることができます。UI/UXのデザインプロセスを学ぶ課題です。何に困っているのか、それはなぜか。何に夢中なのか、それはなぜか。「対話」を通じて課題や欲求を推察し、解決策のためのアイデアを出します。テーマは「身の回りにいる人のためのサービスデザイン」です。リサーチやデザインテストを繰り返し、ユーザーインターフェースのプロトタイプの発表まで取り組みます。仕事でサービスをデザインすると、多くの場合使い手の顔は見えません。自分が作ったサービスの反応が直接見えることは、実は希少な体験となります。心温まる社会の仕組みづくりに貢献するビジネスをデザインする課題。人は、モトとコトの両方において質が整うことで幸せを感じることができます。しかし、モノのデザインはすでに多くの素晴らしい成果を挙げていますが、コトにおいては2000年以前に作られた古い仕組みが取り残され、社会のいたるところで行き詰まりが生じています。グループワークを通じて、今の社会の課題を解決し、生活の質を上げるために必要な仕組みのデザイン提案に取り組みます。プロダクトデザイン専攻 4年(取材当時)横田美羽さん女子美術大学付属高等学校(東京都)出身プロダクトデザイン専攻を選んだ理由は?中学から女子美の付属で過ごし、とても充実していましたから大学も迷わず女子美に。もともとお菓子のパッケージを見るのが好きだったことから、パッケージをやってみたくてプロダクトに進みました。同時に、グラフィックも立体も、デジタルもアナログも、企画も実制作も全部欲張りに学んでみたいという気持ちもありました。卒業制作や作品集を見ても、ここでなら全部ができる!と感じました。プロダクトデザイン専攻の魅力は?各年次で段階的にものづくりを学べるカリキュラムです。特に印象深いのが、1年次前期の「しゃもじ」を作る授業。実際の製品を見本に、その製品とまったく同じものを作るというものでした。すべての数 値を計り図 面を描き、図面をもとに木を切り出して立体化する。ここからすべてが始まったと言えるほど、私にとって大切な基礎になっています。また、市場調査などのリサーチから企画立案、デザイン、素材選び、実制作、そしてプレゼンテーションまですべてを実践し、会得できるのも魅力。触れる素材も分野も多岐にわたるので、本当にオールラウンダーになれます!段階的に学べるカリキュラムと幅広い学びでオールラウンダーに

元のページ  ../index.html#99

このブックを見る