クリエイティブ・プロデュース表現領域パンフレット2023_1
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アーティストの視点、作品への理解を深めることを目的に、美術に関する基礎的な理論を学ぶとともに、自ら作品制作にも挑むことで自分自身と深く向き合い、自己を客体化しセルフプロデュースできる力を養います。また、美術館、学芸員、ディレクターの役割と、その可能性についても考察していきます。自分自身を知る。表現の基礎を養う。美術、音楽、演劇、映像。ジャンルを問わず優れたクリエイティブには、人を幸せにする力が秘められています。そうした作品を体感する「場」をつくることもまた、世界中のたくさんの幸せを生み出していくことといえます。大切なのは、知性と感性、そして自由な発想をもってクリエイティブの可能性を広げる方法を生み出すこと。苦しみや葛藤を喜びに変えるユーモアの力を育み、クリエイションが生まれる場に寄り添うことのできるプロデューサー、キュレーター、ファシリテーター、そして表現者を育てます。自分と他者との関係性を考える。「ミュージアムエデュケーション演習」。森美術館「森美術館開館20周年記念展 ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会」展を題材にしたエデュケーションプログラムの企画・立案12美術を中心とした多様な芸術表現の現在を知るため、自ら表現者としての経験をすることで、つくり手と鑑賞者をつなぐマネジメント、プロデュースの方法を学びます。また、社会とアートを結ぶ役割としてのアートエデュケーション(芸術教育)プログラムの研究、企画立案、実施までを実践的に学びます。他領域の学生とのコラボレーションを通じて異なる考えや価値観に触れることで、自分と他者との関係性を考え、既成概念にとらわれない発想力を身につけていく2年次。また、美術を中心に音楽、演劇、映像など多様な分野の芸術表現に触れ、プロデュースに関する理論や手法も学びます。What can we study in CP?1年次2年次クリエイション&アートエデュケーションArt and Education人を幸せにする「場」の創造者に。CPで学べること

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