美術教育専攻パンフレット2022
6/6

卒業研究は、「A 制作」、「B 制作と論文」の2つの方法があります。3年次後期に、これまで幅広く学んできた実技内容や美術教育の理論の中から、さらに深く追求したい研究テーマ、表現方法を選択します。4年次では、卒業研究として1年間を通して自己のテーマ、研究方法に基づいた制作や論文執筆に取り組みます。油彩画、日本画、版画、立体アート(木・塑造・金属・石・紙)、映像メディア表現による制作があります。表現領域に応じた美術学科他専攻(洋画、日本画、立体アート)のアトリエ・工房での制作となります。制作活動では、各専攻での指導、講評を受けながら、自己のテーマを掘り下げ、作品としての質や完成度を高めます。制作と美術教育の理論や指導法、美術史に関する研究テーマの論文の両方に取り組みます。卒業論文として、テーマの設定、研究方法、論文の書き方などを学び、研究成果をまとめます。制作によるアプローチに加えて、多角的にテーマを追求します。卒業研究の成果は、学内(相模原キャンパス)での発表だけでなく、学外の場所を借りた美術教育専攻「卒業制作展」を開催して発表します。一つの専攻でありながら、異なる表現領域、さまざまな素材による作品が並ぶ展示会場は、美術教育専攻の独自カリキュラムによる学びを象徴するものです。A 制作B 制作と論文卒業制作展卒業研究

元のページ  ../index.html#6

このブックを見る