短期大学部パンフレット2022
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美術の楽しさや奥深さを伝えられたらという思いから教員を目指し始めました。現在、実際に子どもたちとの生活を通して、楽しさや奥深さを超えて、もっと大切な「心を育てる」ということを伝えていく仕事なのだなと感じています。子どもたちの心を育てていくとともに、自分自身も成長できる素晴らしい仕事につけたこと、また、大学や先生方など、様々な人に支えられ今があることに心から感謝しています。短期大学部は2年間という短い期間で、作品制作や教職課程の授業、実習などがあり、決して楽とは言えません。しかし、努力して得たものはとても多かったと自信を持って言えます。教職課程は、今の自分から何倍も成長できる、そんな場所だと思います。仲村真帆さん2019年3月 造形学科美術コース卒習志野市立第四中学校(教諭:正規採用)短期大学部を卒業してから、地元の山口県で小学校の先生になりました。入学してからの教職課程の勉強は大変でしたが、仲間と励まし合いながら専門的な知識や技能、教師にとって必要な考え方を学ぶことが出来ました。そこで学んだことは教職に就かなかったとしても様々な場面で役立つことだと私は思っています。今後も、授業を通して子供たちの個性を伸ばし、「美術」の基礎となる部分を楽しく教えながら女子美で学んだことを学校現場で生かすとともに、自分自身も経験を積んで成長していきたいです。濱田真綺さん2019年3月 造形学科デザインコース卒周南市立富田西小学校(教諭:臨時採用)取得できる資格女子美術大学の建学の理念は、「芸術による女性の自立」「女性の社会的地位の向上」「専門の技術家・美術教師の養成」です。多くの女性美術教師を輩出している本学では、美術教育に力を入れています。「美術の先生になる」という夢を仲間たちと実現しましょう。先輩の体験談26社会に求められている美術教育今、企業や公共の機関などさまざまな場所で、美術、アート、デザインの専門性のある人材が求められています。教員免許を持っていることによって、専門性を認めてもらうことができます。女子美術大学短期大学部で取得できる美術の教員免許教職課程を履修して所要単位を取得すると、中学校教諭二種免許状が取得できます。教員採用選考各地方自治体の学校に就職するための教員採用選考に対し、女子美術大学短期大学部では、対策講座などさまざまな支援を行っています。教職課程「美術の先生になる」 美術科教員免許の可能性女子美術大学短期大学部において、美術科の教員免許状を取得するとさまざまな仕事の可能性が広がります。●中学校教員※東京都は中学教員免許で小学校の教員にもなれます●病児や障害を持つ子どもへ指導●児童養護施設●子どもに関する一般企業への就職●障がいのある方へのアート支援●幼稚園・保育園での絵画教室●個人で開く絵画教室

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