短期大学部パンフレット2022
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4短期大学部の教育目標芸術的感性と広い視野をもち、柔軟な思考力、確かな技術を身につけ、自分の未来像を設計できる個性豊かな人材や実社会での応用力を持った人材の育成を教育目標とします。実技授業(専門科目)現代の多様化する美術、デザインの表現領域を多角的に捉えたカリキュラムとなっており、本人の実技体験を通して、専門分野を絞り込むことができる選択制を取り入れています。 1年次前期は専門科目を限定せずに13種類の科目から4科目を自由に選択します。美術、デザインの基礎を学ぶとともに、自己の表現の幅を拡げることを目的としています。1年次後期からは前期の体験をもとに美術コース、デザインコース(グラフィック・メディア・テキスタイル・プロダクト)の各領域を選択、より専門性の高い知識や技術を集中的に修得しながら、自らの発想を表現することを学びます。2年次には各領域のより具体的な課題に取り組み、後期よりそれまで培った知識、技術、表現力を基にして卒業制作に取り組みます。2年間の集大成として自己の発想、表現の可能性を追求し作品として成立させること、そして社会に対して発表することを学びます。学科授業(共通科目)多様性が尊重される社会において、ジェンダー、国際社会と日本、自然環境 と人間、芸術について広く学び自己理解をすることで、社会人にふさわしい考え方や幅広い教養を養う科目群、芸術的理論と技法を活用し、自分の未来像(キャリア)をデザインし、生涯にわたり広く社会に貢献できる主体的な実践力、マネジメント力、協働する力を養う科目群を配置しています。また、美学、美術史、色彩や図学など、芸術分野における基礎力、芸術的感性を培い、独創性を高めて具現化することのできる創造的思考力・判断力を養う科目群、グローバル社会において多様な他者の文化的背景を理解し、自身の創作や考えについて的確に伝えることのできるコミュニケーション力を養う科目群を配置しています。

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